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社長をやっていて、一番きつかったこと

起業する前は、「社長って自由で楽しそう」「好きなように働ける」と思っていた。
確かに、自分で会社を作ると 「何をするか? どう働くか?」を自分で決められる

でも、それと同時に 「会社のすべての責任を背負う」 という現実がある。

今日は、僕が社長をやっていて 「これは本当にキツかった…」 と思ったことを正直に話そう。


目次

① お金がなくて、精神的に追い詰められた

📌 「資金が尽きるかもしれない」 → これが一番のストレス

起業したばかりの頃は、売上が安定しない。
毎月、「来月のキャッシュが足りるか?」を考えながら動かなきゃいけない。

固定費(人件費・オフィス代・広告費など)は毎月かかる
でも、売上は必ずしも毎月一定じゃない
「もし資金が尽きたら…?」と考えると、眠れなくなる

特に 「給料を払えなかったらどうしよう?」 というプレッシャーは、学生時代には想像もできなかった。

会社員 → 毎月決まった給料が振り込まれる(お金の心配なし)
社長 → 売上が落ちたら給料ゼロ、最悪の場合は借金を抱える

📌 「お金の不安」が、経営の一番のストレスだった


② 「自分が正しいか分からないまま、決断し続ける」

📌 「これが本当に正しい決断なのか?」 → 誰も教えてくれない

経営者は、毎日「決断」をしなきゃいけない
しかも、その決断は 「誰も正解を教えてくれない」

新しい事業を始めるか? やめるか?
この人を採用するか? しないか?
広告費を増やすか? 抑えるか?

会社員は、「決めるのは上司や経営陣」 。そこまでの責任がない。
でも、社長になると 「すべての決断は自分次第」 になる。

もし間違えたら、会社が傾くかもしれない
でも、決めないと何も進まない

📌 「常に不安とプレッシャーの中で決断し続ける」ことが、想像以上に大変だった


③ どれだけ頑張っても、すぐに結果が出ない

📌 「正しいことをしていても、成果が出るまで時間がかかる」

ビジネスは、思ったようにすぐには成果が出ない。
例えば、

広告を改善したのに、すぐには売上が伸びない
採用した社員が育つまで時間がかかる
新しいサービスを作っても、最初は売れない

「これ、意味あるのかな?」と思いながら、ひたすら続ける
「何ヶ月、何年も耐えないと結果が出ないこと」が当たり前

成功している会社は、見えないところで何年も試行錯誤している
でも、社長として 「やっても成果が出ない時期」 を乗り越えるのは、正直キツい。

📌 「頑張った分だけすぐに結果が出るわけじゃない」 → これに耐えられるかが経営のポイント


④ 「社長は孤独」 → 相談できる相手がいない

📌 「何かあっても、気軽に相談できる人がいない」

会社員時代は、上司・同僚・部下と相談できる環境 があった。
でも、社長になると、

社員には「不安です」と言えない(会社の雰囲気が悪くなる)
友人には相談しても、経営のことは分からない
最終的に決めるのは自分

うまくいっている時はいい
でも、売上が落ちたり、問題が起きた時に「誰にも相談できない」のがキツい

📌 「社長は孤独」 → これは本当だった


⑤ どれだけ頑張っても、誰も評価してくれない

📌 「経営者には、上司も評価制度もない」

会社員の時は、

頑張れば昇進する
結果を出せば上司や同僚が評価してくれる
「評価される」というモチベーションがあった

でも、社長になると、

どれだけ頑張っても、誰も「すごいね!」とは言ってくれない
むしろ、成功すればするほど「もっとやれるでしょ?」と思われる

「成果を出したら評価される」わけじゃない。
「結果がすべて」であり、「頑張り」は関係ない

📌 「どれだけ頑張っても、誰も褒めてくれない」 → これに慣れるのがキツい


⑥ 「社員の人生を背負う責任」が重すぎる

📌 「自分だけの問題じゃない」

起業したばかりの頃は、「自分が失敗するだけなら別にいい」と思っていた。
でも、社員を雇うと 「その人の生活を背負う責任」が発生する

会社の売上が落ちても、社員の給料は払わなければならない
「この人の家族を守るためにも、絶対に会社を潰せない」と思うようになる
プレッシャーが想像以上に重い

会社員は、自分の給料のことだけ考えればいい
でも、社長は「会社全体の売上」と「社員の生活」を考えなきゃいけない

📌 「社員を雇う責任の重さ」 → これを実感した時、社長としての覚悟が決まった


まとめ:それでも起業してよかったか?

📌 社長をやっていて、一番キツかったこと
① お金がなくて、精神的に追い詰められた(資金繰りのストレス)
② 「自分が正しいか分からないまま、決断し続ける」(誰も正解を教えてくれない)
③ どれだけ頑張っても、すぐに結果が出ない(耐える力が必要)
④ 「社長は孤独」 → 相談できる相手がいない
⑤ どれだけ頑張っても、誰も評価してくれない(「成果=当たり前」になる)
⑥ 「社員の人生を背負う責任」が重すぎる(社員を守るプレッシャー)

ここまで読むと、「起業って地獄じゃない?」 と思うかもしれない。
正直、楽な道ではない

でも、それでも起業してよかったか? と聞かれたら、僕の答えは 「YES」 だ。

「この選択をしたのは自分だから、後悔しない」
「どれだけ苦しくても、結局、自分がやりたくてやってる仕事だから」
「普通の会社員では経験できないレベルの成長ができる」

これが、僕が起業を続ける理由だ。

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